あした死ぬかもよ?…にドキッ!
『あした死ぬかもよ?』
確かに。。。
このドキッとするタイトルに惹かれて、
ひすいこたろうさんの『あした死ぬかもよ?』を読みました。
「死」と向き合うことで、ほんとうの自分(本心)に会いにいこう!という本で、
自分を見つめるための「人生最後に笑って死ねる27の質問」が書かれています。
自分の人生最後の日、意識がだんだん遠のいていく瞬間をシミュレーションし、リアルに死を感じてみることから本が始まります。
斬新でした(*゚▽゚*)
まだ死なないと思っている自分に気づく
はい。あなたはたったいま死にました。
このまま人生を終わらせるなんて、悔しくないですか?
私、素直にそう思っちゃいました(^_^*)
人生後半戦に入っている自覚はあるけど、とりあえず平均寿命までは生きられるんじゃないか?
そんな根拠のない自信を持ってる自分がいて…。
今死んじゃったらとっても悔しい!悲しい!
人は誰しも頭の中で、「私は死にません」という思いで生きているとか。
なので、「死ぬかもしれない」と思ったとき恐怖が現れる。
もっと一日一日を大切に「これが最後」そう思って日々を生きることが大切だと。
どんな制限を自分にかけているだろうか?
「人生最後に笑って死ねる27の質問」のうち、心に残ったのが、
質問2 どんな制限を自分にかけているだろうか?
という質問です。
本では、ナディーン・ステアさんが、晩年85歳のときに「人生をもう一度やり直せるなら」と書いた詩が紹介されています。
「人生をもう一度やり直すとしたら、もっと〜する」
という内容がとても具体的で、自分と重ねながら読みました。
この詩を例に、ひすいさんは、
「もっと〜すればよかった」と後悔するのは、「あなたを自由に生きることから遠ざけている思い込みや制限があるから」
だといいいます。
次に続く文章を声に出して読んでみてください。
・人と違ったっていいんだよ。
・もっと自分に素直に、ありのままに生きていいんだよ。
・楽しいことを優先したっていいんだよ。
・生きたいように生きていいんだよ。(一部抜粋)
「人と違ったっていいんだよ」という言葉を声に出して読んだときに、何か心に引っかかるものがあれば「人と違ってはいけない」という制限を無意識に自分でかけている可能性があります。
上記4項目だけ紹介しましたが、本には14項目書かれていました。
私の心に引っかかるものばかりでした(^^;;
私たち40代50代は、親や先生からの教えで、何かしら制限をかけながら生きている人が多いと思います。(親の世代に比べれば、かなり自由だけど)
もっと自分に素直に、ありのままに生きていいんだよ
生きたいように生きていいんだよ
私は最近、仕事イヤイヤ期に入っているので、声に出して読んでいるうちに涙が出てきました( ; ; )
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「あした死ぬかも」という視点をもつと見えてくる自分の心
この本には、仏教の教えやスピリチュアルな世界の話も含まれています。
私は特に信仰を持っているわけではありませんが、年齢的に?なのか、こういった内容にだんだん興味が湧いてきていることもあって、興味深く読み進めることができました。
27の質問について記述するページもあるので、カウンセリングの内観療法にも似ています。
自分の心を見つめるって大事なことだなぁと思いました♪
また、本の途中には、美しい風景写真とともに署名人の言葉が紹介されています。
またこれが本当にいいんです!
どの言葉も心に響きました(´-`)
ステキな言葉と自分の心に出会える本♡
ひすいこたろうさんの「あした死ぬかもよ?」
よかったら読んでみてください!
>>あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問/ひすいこたろう
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