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50代は「残りの人生」について悩むお年頃
こんにちは。
久しぶりにブログを書いています。
というのも、心身ともに不安定なお年頃のせいなのか…
ヤル気が出ない日々が続いておりました。
毎日決まった時間に起きて
人を不快にさせない程度のメイクを施し
遅刻しないように出勤し
8〜9時間仕事をして
買い物→夕飯を作って→食べて→片付けて
お風呂に入って、髪を乾かし
寝る!
* * * *
こんな平日のルーティーンをこなすだけでクタクタだ〜って感じるようになり、
ブログからも遠ざかっていました。
そして、50歳を過ぎてからというもの
「自分にとって仕事って何?」
「今の仕事を何歳まで続ける?」
「情熱を失っても老後のために仕事を続けるべき?」とか…
なかなか答えを出せずにグダグダ考えています。
同年代のみなさんは、仕事に対してどんな考えを持ってますか?
仕事が好きで働いているか、生活のために働いているかによって答えは違ってきますよね。
そもそも働いていない人も多いのかな?
50代に突入してから「残りの人生をどう生きるか?」みたいなことを考えることが増え、そんなとき、この先仕事をどうするかは大きなテーマになっています。
65歳がゴールなんて聞いてないよ〜
私が結婚した平成一桁時代は、結婚後に専業主婦になる人がたくさんいました。
今は聞かなくなった「寿退社」ってやつです。
20代後半になっても会社にいる人は「売れ残り」なんてささやかれることも…。(そんなこと言ったら、令和の今は売れ残りだらけです。笑)
そんな時代でしたが、私は親の協力もあったおかげで、2度の育児休暇を含めて約30年働き続けてきました。
育児期間を乗り切って、その後もしばらく働けば
60歳。
定年までなんとか頑張るぞ〜!って思っていました。
若かったんです。身も心も。。。
でも、いつの間にか65歳定年がスタンダードになり、目指していたゴールが遠くに引き延ばされたことで、モチベーションが急低下。
さらに更年期のお年頃を迎えて心の状態も不安定に。
そして、かなり長期間にわたる「仕事イヤイヤ期」が続いています。
仕事を辞める勇気を邪魔する「もったいないおばけ」
40台後半から仕事のモチベは低下気味でしたが、まだその頃は、2人の子供が大学生で
子供たちの教育費のために頑張ろうって思えたんです。
っていうか、生活できなくなるから辞める選択肢なんてなかったというか。
でも今、あともうしばらくで下の子が社会人になる(予定)という状況になり、
もしかして憧れの専業主婦になるのもアリなのか?
という思いがわいてきました。
なのに「辞める!」って即決できないのは、30年も続けてきてしまったから。
親にも協力してもらって、本当につらい時も頑張ってきたのに、定年前で辞めちゃうの?
もったいない
退職金満額もらえなくていいの?
もったいない
案外恵まれた職場環境なんじゃないの?
もったいない
辞める勇気を邪魔する感情…「もったいない」
仕事を辞めたい理由を考えてみた
仕事イヤイヤ期が長期化しているのに、辞める勇気がない優柔不断な私。
頭の中がごちゃごちゃになってきたので、仕事を辞めたい理由を考えてみました。
1 体力・気力の低下
まず何より、体力と気力の低下です。
だんだんと通勤だけで疲れるようになってきました。
そもそも8時間労働がキツイ。
暑い夏や寒い冬に出勤するのがめっちゃ苦痛。
子供が家にいた頃は、朝ごはんとお弁当を作って送り出し、自分も人前に出れる程度のメイクをして出勤。
退勤後は買い物、夕食づくり、塾の送り迎え(塾用の軽食作りもしばしば)
あ〜今は思い出しただけで目が回ります。
自分がなんであんなに頑張れていたのか不思議。
今では、自分と夫のゆる〜い生活になったのに、仕事から帰ったらまるで廃人のよう笑。
食卓にスーパーのお惣菜が登場する率は増加の一途をたどっています。
認めたくないけど、確実に体力も気力も低下しているんですよね。
その影響は仕事にも現れていて、必要以上の仕事をしようという気持ちが全くわいてこない。笑
って言うか、自分のやるべき仕事を片付けるだけでも、前より明らかに時間がかかるようになってきました。
同時進行で複数のタスクをこなすことも難しくなってきてる。
2 能力の限界
そして、仕事を辞めたくなるのは、能力の限界を実感するとき。
とにかくICT全般についていけない。。。
優しい年下の同僚に教えてもらっても、なかなか理解できなかったり、すぐに忘れてしまったり…。
もう明らかに仕事ができない迷惑なおばさんなのです。
3 ある程度の達成感
働いて30年が経ち、もう十分やった!という気持ちもあります。
成果はさておき、ただただ長い間仕事を続けたことで得られる達成感もある。
もうこれで十分かな。
4 家族との時間を大切にしたい
フルタイムで働いてきたことで、子育ても親孝行も中途半端でした。
これからは、家族との時間も大切にしたい!
とはいえ、子供はもうとっくに自分の世界を持っているし、これからは80代の両親の世話がメインになってきます。
今は、両親ともに大きな持病もなく夫婦二人で(ケンカしながら笑)なんとか生活していますが、1年1年確実に歳をとっています。
もうそろそろ、いつでも面倒を見てあげられるように、そしてちょっとだけ親孝行するためにも、仕事を辞めてもいいかなと思っています。
仕事を辞めるかどうかは老後資金次第?
今世間では、「働けるうちはできるだけ長く働いて老後に備えよう」とか、「年金の繰り下げ受給で受給額を増やそう」とかいわれていて、
「長生きリスクに備えなきゃ〜」っていうムードが漂ってます。
「長生きリスク」っていう言葉自体も何だか切ないなぁ。
国は、「NISAも用意したし、長生きリスクに備えて、各自で老後資金を準備してね!」って感じですよね。
お金の心配や不安なく歳をとることは許されない時代です。
「ご隠居さん」なんて人が存在した時代って、幸せだったんですね。
さて、何で仕事を辞めたいのか?自分の気持ちを整理してみて分かったことは、仕事を辞めるかどうかは、老後の資金次第ということ。
要するに、老後資金がなんとかなりそうなら、もう仕事は辞めたい!
そんな自分の本心に辿り着いてしまいました。
仕事が生き甲斐とか、家にいるより外で働いていたいとかいう人も一定数いると思いますが、たいていの人は働かずにのんびり暮らしたいはず。私はもれなくのんびり暮らしたい派。
結局こんなに迷うのは、経済的に十分な余裕がないからなんですよね。
使っても使っても減らない資産があればなぁって、夢みたいなことを考えちゃいます。
とりあえず子供の学費がいらなくなるまで働く!
とりあえず短期目標として、娘が社会人になるまで働くことにしました。
あと1年。あと1年頑張れば学費と仕送りから解放されます。
その時点で、自分が仕事についてどう思うのか?老後資金の目処は?…など
もう一度よく考えてみて、自分なりの答えを出したいと思っています!