久しぶりに帰省した娘の言葉に、珍しくやる気スイッチが入りました!
たまには、母のいいところを見せてやるかぁ。
考えてみたら家でスポンジケーキを焼くのは、10年ぶりくらいです。
手間と材料費がかかるわりには、美味しくできた試しがなくて、ケーキはお店で買うのが当たり前になっていました。
今回は、クリスマスケーキを毎年自分で作っている友達から、レシピとコツを聞き、それを忠実に守って作ってみました。
美的センスがなくて、見た目は素人感満載ですが、味はお店に負けないくらい美味しい「苺のショートケーキ」ができました!
10年ぶりに作った私でもできた「簡単スポンジケーキ」の作り方をご紹介します。
材 料
スポンジケーキの材料
- 卵 4個
- グラニュー糖 80g
- 薄力粉 90g
- 牛乳 30g
- バター 20g
デコレーションの材料
- 生クリーム 400g
- グラニュー糖 40g
- キルシュ(なくてもOK)
- 苺 2パック
- お好みのフルーツなど
準 備
①卵を冷蔵庫から出しておきます。
小麦粉を冷蔵庫で保存している場合は、同じく冷蔵庫から出しておきましょう。
②ケーキ型にシートを敷きます。
市販の18㎝型用のシートもありますが、今回は家にあったクッキングシートを切って使いました。
(うまくいけば)焼くと生地がふくらむので、型の高さより1㎝程度高くします。
③材料を計ります。
牛乳とバターは一緒に溶かすので、同じ容器に入れておきます。
④卵を泡立てる時に使うお湯を準備します。
⑤オーブンを180℃で余熱します。
生地の泡立て→オーブンへ
①卵にグラニュー糖を加え、ハンドミキサーで完全に溶けるまで混ぜます。
②ボウルに80℃くらいの熱いお湯を当てながら、泡立てます。
うちはIHなので、フライパンにお湯を入れ、弱火にしたままで泡立てました。
③ハンドミキサーを強にしてグルグル動かしながら混ぜていると、だいたい2〜3分ほどで白っぽくふわふわした感じになってきます。
④ハンドミキサーで生地をすくってみて、ボウルに落ちる生地の跡が残るくらいに泡立ったら、
ここがポイント
ミキサーを低速にして、さらに1分ほど泡立てます。→ 大きな泡が消えて、キメ細かい生地になります!
⑤ここでボールを湯せんから外し、そのお湯で牛乳とバターを溶かします。
⑥薄力粉をふるいながら一気に加え、泡立て器で粉と生地をなじませます。ボールの外側をぐるっとなぞるようにして大きく混ぜていきます。(ここで、ちょっと生地のボリュームはダウンしますが、心配いりません!)
⑦温めた牛乳とバターの容器に生地を少し加え、よくなじませてから、熱いうちに生地に入れて混ぜます。ゴムベラを使ってささっと混ぜましょう。
⑧少し高い位置から型に生地を流し、
ポイント
10㎝くらいの高さから型を落として、生地の中の空気を抜きます。
⑨180℃で余熱していたオーブンを170℃に下げて、30分焼きます。
生地の焼き上がり→冷ます
①生地がキツネ色になり、フワッとドーム型に焼き上がったら、オーブンから取り出します。
②型を持って10㎝くらいの高さから落として、生地の中の水蒸気を出します。
一気に生地の表面が平らになります。
③ひっくり返して、クッキングシートの上にのせ、型を外して冷まします。
(今は寒いので、暖房のない部屋に置いておくだけですぐに冷めます。)
④あら熱が取れたら、ラップで包んで冷蔵庫で保存します。
一晩置くと、生地がしっとりするそうですが、わが家はその日のうちにデコレーションして食べました。
十分美味しかったです。
デコレーション
ここからは、お好みで。
私はせっかく家で作るなら。。。
生クリームも苺も2パック使いました!
①スポンジを3枚にスライスします。
②苺は、飾り用の苺を残して、好きな厚さにスライスします。
③生クリームにグラニュー糖を入れ、ボールの底に氷水を当てながら泡立てます。
④生クリームをすくったら、すぐおじぎをする程度の硬さまで泡立てます。(お好みで香りづけにキルシュを加えます。)
⑤生クリームを塗って苺をサンドしていきます。
⑥飾り付け用のクリームを少し硬く泡立てます。
⑦クリームを絞って、お好みのフルーツを乗せれば完成‼︎
今回は、初めてスーパーで見つけた「スチューベン」という津軽産のぶどうをブルーベリーがわりに使ってみました。
ケーキ屋さんのようなオシャレ感はゼロですが、一応自分史上最高のケーキの完成で〜す。
スポンジケーキがうまく焼けた理由
頑張ったかいがありました~。(^_-)-☆
久しぶりに娘にいいところを見せたくて、10年ぶりに作ったケーキは大成功!
今まで何回作っても「買う方が美味しい」と思った手作りスポンジケーキ。
一体今回は、今までとどこが違っていたのか、自分なりに振り返ってみました。
ポイント①
卵の数
今までは卵を3個使っていましたが、今回は4個使いました。
私の勝手な推測ですが、卵の数が多いと生地の量(泡)が多くなり、味にも反映されるのでは?と思います。
今回のスポンジは、卵の風味がしっかり感じられる美味しい味に仕上がりました。
ポイント②
生地の温度
友達から「生地はオーブンに入れるまで温かい状態で!」とアドバイスされました。
今までは卵を常温に戻すことぐらいしか気を配っていなかったので、「生地の温度への配慮」が、大きなポイントになりました。
★お湯(80℃)にあてながら泡立てる
★耐熱ガラスより熱伝導率が高いステンレスボウルを使う
★予熱は、オーブンのふたを開けた時に下がることを想定して、焼く時より10℃高い180度で予熱する。
★牛乳とバターも熱いうちに加える。
いくつかのポイントをおさえるだけの簡単スポンジケーキ。
手作りのケーキはちょっとした幸せをあたえてくれます♡
家族のお誕生日や特別な日に、ぜひ作ってみてください!