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レアな進路⁈マレーシア正規留学
こんにちは、まめ子です。
子供の高校卒業後の進路は、人生を左右する大きな決断。
子供も親も悩みに悩むテーマですよね。
娘はマレーシアの大学を卒業し、現在マスターを取得するため再びマレーシアの大学に進学しました。
欧米などへの留学に比べると、まだまだ珍しいマレーシア留学。
さらに正規留学となると、娘が選んだ進路はかなりレアだと思います。
夏休みなどを利用した短期の語学留学や交換留学ではなく、海外の大学に入学・卒業する留学は「正規留学」といわれています
親子で何度話し合っても、「進学するなら日本の大学に行ってほしい」という私たち親の気持ちは変わりませんでした。
そして娘の「マレーシアの大学に行きたい!」という熱い思いも1ミリも揺るがず。。。
最後は親が折れて、一か八かで娘を送り出したという感じです。笑
でも今は「あの時思いきって行かせてよかった!」と思っています。
そこで、珍しい進路を選択した娘を持つ母親の目線から
「マレーシア正規留学のメリット」をまとめてみました!
時差がたったの1時間
何といってもコレ。
マレーシアと日本の時差はたったの1時間です!
マレーシアのほうが日本より1時間遅れています。
なんて気にしなくても大丈夫。
ほとんど日本にいるのと同じ感覚です♪
カメラ通話なら娘の表情や部屋の様子などもよく分かるので、遠くにいるのを忘れてしまうほど。
無料で連絡できるなんて、ホントいい時代です♡
欧米留学に比べて学費が断然お得
海外留学はお金がかかるというイメージがありますが、マレーシア留学なら心配はいりません。
学費が安いというのは、親の立場からすると最大のメリットですよね。
本当にありがたい♡
わが家のような普通のサラリーマン家庭で、もし娘がアメリカやイギリス、オーストラリアへの留学を希望したら、あきらめてもらうしかなかったと思います。
頑張ったとしても3ヶ月〜半年が限界。
いやっ。円が安い今なら3ヶ月でも無理です。
老後の資金を取り崩したり、借金を抱えたりしてまで子供を留学に行かせたくありません。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
娘が通っていたテイラーズ大学(私立)は、マレーシアの中では学費が高いほうでした。
日本の私立大学とほぼ同じくらいです。
文系の学部の学費は2017年当時で年間約110万円でした。
大学を検討していた2017年当時の話ですが、私立大学でも年間の授業料が60〜70万円程度という大学もありました。
(もう5年も前の話なので現在は変わっている可能性が高いですが…)
テイラーズ大学の場合、1年が3つのセメスター(学期)に分かれていて、セメスター毎に支払えるのも助かりました。
日本の私立大学と同程度の学費で、100%英語の授業を受けることができる。
これはコスパ最強だと思います!
うれしいことがもう一つ!
マレーシアの教育制度は、建国の歴史上イギリス式の教育カリキュラムに似ていて、日本の4年制大学卒業に相当する「学士号」を3年で取得することができます。(工学系学部は4年、医学部は5年)
日本で学士を取得するより、単純に1年分の学費と生活費が浮く計算になります。
これも親にとってはありがたい話で、マレーシアの大学で学ぶメリットの一つだと思います。
英語以外の言語や多様な価値観に触れるチャンスがある
大学の授業はすべて英語ですが、マレーシアは多民族国家なので、多くの人はそれぞれに母国語をもっています。
大学でも街でも英語以外の言語がバンバン耳に入ってきます。
大学の友人もマレーシア、中国、韓国、インドネシア、モーリシャス、ドイツなど出身地は様々。
言語も文化も違う人たちと生活する中で、ごく自然な形で多様な価値観に触れることができます。
将来どこで暮らすことになっても、若い時のこのような体験はとても貴重だと思います。
食事に困らない
食事が口に合うか、合わないか。
これは生活していく上でかなり重要なポイントになります。
結論から言えば、マレーシアならほとんどの人は問題ないと思います。
マレーシアには、日本食のレストランや大手の外食チェーン店がたくさんありますし、ちょっと大きなスーパーなら日本の食材も売っています。
娘がよく行くサンウェイピラミッドやミッドバレーメガモールという巨大なショッピングセンターにはイオンが入っていて、日本で買うより割高ですが、日本のお菓子や調味料などが揃っています。
ドンキ(DON DON DONKI)もありますよ。
これからはイオン以上にドンキがドンドン増えていくみたいですね。
日本食が恋しくなってもぜんぜん大丈夫です♪
またマレーシア料理、中華料理、韓国料理、ベトナム料理、インド料理など本当に色々なレストランがあるので、選ぶのも楽しいです。
お米を主食にしている人が多い国だから、日本人の口にも合うものが多いのかなと思います。
タクシーもデリバリーも!Grabが超便利
マレーシアに行って思うこと。
Grab(グラブ)って最高~!!
「Grab」は配車サービスのアプリです。(アメリカやヨーロッパ、日本などではUberが使われています)
自分が車をよびたい場所(出発地)と目的地を入力したら、自動的に料金が決まり、アプリがドライバーを探してくれます。
マレーシアは電車もバスも超安いのですが、Grabを使って車で移動することを覚えたら、便利すぎてもう手放せません。
私のように全く英語が話せないおばさんでも、アプリに目的地を入力してあるので、ドライバーと会話しなくてもOK。
しかも、料金が安い!
友達と一緒に乗ればさらにお得♪
娘はこんな時にGrabを使っています↓
- 買い物の荷物が重いとき
- 暑すぎる日
- 帰る時間が遅くなったとき
治安が比較的いいといっても、娘に夜道を歩かせるのは心配なので親として助かっています。
ロックダウン中は「Grab Food」というデリバリーが大活躍。
家にいながらにして、フルーツジュースや飲茶など美味しそうな物を届けてもらっていました。
日本でも「Uber Eats」が大忙しでしたよね。
娘のマレーシアライフが快適なのは、Grabのおかげでもあります。笑
比較的治安がいい
マレーシアは、東南アジアの中でも比較的治安がいいといわれています。
街中や観光地ではバッグのひったくりなどの軽犯罪が多いと聞きますが、幸いこれまで被害にあったことはありません。
夜遅くに一人で出歩いたり、人通りの少ない場所に出かけたりしなければあまり心配ないと思います。
テイラーズ大学周辺は大学生しか住んでいないこともありますが、娘が財布を落とした時、拾った人がすぐに届け出てくれました。(これはラッキーとしか言いようがありませんが…)
鼻炎薬とサヨウナラ
最後にマレーシアでの生活で予想外のメリットがありました。
マレーシアではスギ花粉に悩まされることがありません。
そして一年を通してほぼ同じ気温。
小さい頃からスギ花粉や寒冷アレルギーがある娘は、これを本当に喜んでいます。
日本にいる時は、朝起きた途端に鼻がムズムズ→すぐに鼻炎薬を飲むという毎日でした。
それがマレーシアではほとんど必要ありません\(^o^)/
ティッシュや鼻炎薬を持ち歩かなくてもいいというのは、娘にとってはかなり快適だと思います。
まとめ
今回はマレーシア正規留学のメリットをご紹介しました。
母親目線なので、生活面の快適さが前面に出てしまいました。笑
マレーシア留学の魅力を知っていただき、お子さんの進路の選択肢の一つとして参考にしていただけるとうれしいです!