そこで、去年初めて「瀬戸内しまなみ海道」のサイクリングに挑戦しました。
本格的なサイクリングは全くの初心者である私と夫が、ただ動きやすい服装のみでサイクリストの聖地に挑んだところ…
初サイクリングの困りごと
・おしりが痛い
・手のひらが痛い
・顔と首の日焼け
という三重苦を味わうことに。。。
長距離のサイクリングには、やはり最低限の装備が必要だということを思い知りました。
そして、この困りごとを解消する3つのアイテムをそろえ、今年再チャレンジ。
去年よりダンゼン快適にサイクリングを楽しむことができました。!(^^)!
あくまでも私の見解ですが、「一度本格的にサイクリングしてみたいな」と思っている方の参考になればと思います。
走ったサイクリングコース!
参考までに、私たちが走ったサイクリングコースを簡単にご紹介します。
「瀬戸内しまなみ海道」は、広島県尾道市から
- 向島(むかいしま)
- 因島(いんのしま)
- 生口島(いくちじま)
- 大三島(おおみしま)
- 伯方島(はたかじま)
- 大島(おおしま)
この6つの島を渡り、愛媛県今治市までを結ぶ約70㎞のサイクリングコースです。
私たちは「道後温泉」に宿泊する予定だったため、愛媛県今治市側からスタートし、大島→伯方島→大三島まで行って折り返しました。
「サンライズ糸山」に車を停めて自転車をレンタルしました。
自転車レンタル料
大人
1日1,100円
子ども(小学生以下)
1日300円
電動アシスト(大人のみ)
6時間1,600円
タンデム自転車
1日1,300円
〈保証料〉
大人 1,100円、小学生以下 500円
(※2020年11月の料金です)
まずは、約4㎞もある「来島海峡大橋」へ。
もうここから見える海だけで大満足。ずっ〜と眺めていたい♡
そう思うくらいキレイな景色でした。
そして一つ目の島「大島」へ。
海沿いを通るコースもありますが、なるべく先へ進みたかったので、島の中央を突き抜ける最短コースを通りました。
大島から「は・か・た・の 塩 ♪」で有名な「伯方島」へ。
実はここに到着した時点で、かなり疲れてしまいました。笑
綺麗に整備された場所なので、ここで休憩を取っている方が多かったです。
私たちも美味しいみかんジュースで一息。
自転車を約20㎞こいだ体に、甘酸っぱいみかんジュースがしみ渡りました(*´꒳`*)
次は、3つ目の島「大三島」へ。
1.5㎞ある立派な多々羅大橋を目前にして体が限界に近づき、ここでやむなく折り返しました。
それでも往復約70km走ったことになります。
尾道まで渡りきれるくらいの距離です!
サイクリング初心者のおじさんとおばさんにしては、かなり頑張ったと思います。笑
瀬戸内海の美しい海や島の景色、心地よい風。。。
身体はボロボロでしたが、予想を遥かに超える素晴らしい体験ができました。
快適なサイクリングに必要なアイテム
さて、この初回のサイクリング体験から、今年用意した3つのアイテムを紹介します。
①パッド付きインナーパンツ
実は私たち、完全なる初心者のクセに、下のようなクロスバイクを借りてしまったのです。(;^ω^)
ハンドルはストレート、サドルは乗り慣れているママチャリと違って硬い。(>_<)
乗ると前傾姿勢になるので、乗り慣れていない者にとってはかなりキツイ体勢です。
長時間乗っていると、体のあちこちが痛くなってきました。
まずは太ももが痛くなってきましたが、後半はそれを上回るおしりの痛みに耐えられなくなり、途中から立ち乗りも取り入れたほどです。
長時間のサイクリングには、柔らかいパッドが付いたインナーパンツが必須アイテムでした。
②手袋
私はアームカバーを着けていたので、素手ではなかったものの、長時間ハンドルを握っていると手のひらが痛くなってきます。
素手で臨んだ夫の手には、まめができていました。(>_<)
滑り止めが付いている手袋があったらいいなぁと強く思いました。
経験してみないと分からないものですね。
そこで、手のひらの痛みを予防するために用意した手袋がこちら。
ワークマンで、1,000円くらいで買いました。
手袋をつけたまま携帯を使うこともできます!
「サイクリンググローブ」ではありませんが、薄手で滑り止めも付いているので、初心者にはこれで十分だと思います。
③フェイスマスク
クロスバイクのヘルメットをかぶると、日よけのための帽子をかぶることができません。
なので、顔と首がむき出しになって、サンサンと太陽が照りつけます。
日焼け止めクリームは、汗で無残に流れ落ち、タオルやハンカチを巻いても風でめくれてしまうため、久しぶりに顔がほてるほど日に焼けてしまいました。
肌のターンオーバーが遅いアラフィフにとっては死活問題です。笑
顔と首を紫外線から守るアイテムも必須でした。
よく見ると、素敵なサイクルウエアに身を包んだサイクリストの方々は、マイ自転車、いやマイロードバイクに乗り、サングラス&フェイスマスクで紫外線対策も完璧でした。
さすがです!
このフェイスマスクは、サイクリングだけでなく、日中のウォーキングや日差しが強い日のドライブなど、本当に役立ってます。
耳にかけて、首の後ろでマジックテープでとめるので、これ一つで、顔・首・デコルテをカバーできます。
私の一番のお気に入りポイントは、マスクが2重構造になっているから、「呼吸が苦しくない」ということ!
それに、メガネやサングラスをかけてもくもりません。
本当に気に入ってしまい、少し明るい色も買っちゃいました!
準備OK!再びしまなみ海道へ
初回の反省をもとに、上記の3つのアイテムを準備してリベンジ。
来島海峡大橋を渡りたくて、2回目も愛媛県今治市(サンライズ糸山)からスタートしました。
そして、今回は電動アシスト自転車をレンタル。
おしりと手の痛み、紫外線の心配もなく、景色を楽しみながらゆったりサイクリングできました。
レンタルできる時間は「6時間以内」という制限はありますが、「瀬戸内海の美しさと心地よい海風を感じるだけでいい」「しまなみ海道を渡り切らなくていい」というゆるいサイクリングには最適です!
1回目は、運動部員のように根性だけで走ったため、翌日の観光が楽しめないくらいのボロボロの身体に。。。
サイクリングだけで体力を使い切りたくない、観光も楽しみたいという方には、体力を温存できる電動アシスト自転車がちょうどいいと思います。
まとめ
何の準備もせずサイクリストの聖地に挑んで感じた、「快適なサイクリングに必要な3つのアイテム」についてまとめてみました。
これだけは用意しよう!
最低限この3つのアイテムがあれば、初心者でも快適なサイクリングを楽しめますよ。(^_-)-☆
「一度サイクリングしてみたいな」と思っている方のお役に立てるとうれしいです。